老後のその先にあるもの。。。
みなさんは、相続について考えているでしょうか。
私はこれまで全く興味がありませんでしたが、お金の勉強を始めて、興味関心が高くなりました。
私はどんな最後を迎えるのか、どんなお墓に入りたいのか、子どもにどれくらい資産を残せるのか、などなど考えることがたくさんあります。
また、実家の両親のことも気になります。
近い将来、実家の家族と話をしてみたいと考えています。
大切な家族は亡くなったときに、慌てず適切な対応ができる人になりたいものです。
さて、今回はFP3級CHAPTER 06 相続・事業承継について学習したことをまとめてみます。
相続とは
①相続とは・・・死亡した人(被相続人)の財産(資産および負債)を、残された人(相続人)が継承することを言います。
余談ですが、沖縄の相続で大切なのものに、財産だけでなく、トートメー(位牌&仏壇)があります。
基本的には長男と決まっています。
ひと昔前までは、子どもがいない家庭や女子だけの姉妹だと、だれが継ぐか一族の課題になることもありました。
長男以外の男子が養子に入ることが一般的なようです。
同僚の方も、相続のために養子に入ったと話していました。
現在はだいぶ見直されているようですが、相続するときには押しつけ合いや争いではなく、家族の絆が深まるようなものであってほしいです。
相続人とは
①相続人の範囲と順序・・・被相続人の範囲を被相続人の配偶者と一定の血族に限っています(法定相続人)
②相続人の範囲と順序・・・被相続人の配偶者は常に相続人となります。また、血族相続人(被相続人と一定の血縁関係にある相続人)には優先順位があります。
サザエさん家族でいうと・・・
・たらちゃん(子)第1順位 ・波平さん&フネさん(父母)第2順位
・カツオ君、ワカメちゃん(兄弟姉妹)第3順位
☆ポイント☆
☆配偶者は常に相続人となる。
☆血族相続人は先順位の者がいない場合に限って、後順位の者が相続人となる。
☆配偶者と血族相続人は同順位で相続人となる。
④子の種類
子には、養子(養子縁組により子となった者)、非嫡出子、胎児を含みます。
⑤相続人になれない人
☆相続開始以前にすでに死亡している人
☆欠格事由(被相続人を殺害、詐欺や脅迫によって遺言書を書かる等)に該当する人
☆相続人から廃除された人
☆相続を放棄した人
⑥代襲相続
代襲相続とは、相続の開始時に、相続人となることができる人がすでに死亡、欠格、廃除によって、相続権が亡くなっている場合に、その人の子(被相続にからみると孫、甥、姪)が代わりに相続することをいいます。
相続分
相続分とは、複数の相続人がいる場合の、各相続人が遺産を相続する割合をいいます。相続分には、指定相続分と法定相続分があります。
①指定相続分
被相続人は、遺言で各相続人の相続分を指定することができます。この場合の相続分を指定相続分といい、法定相続分より優先されます。
法定相続分とは、民法で定められた各相続人の相続分をいいます。同順位に複数の相続人がいる場合には、相続分を均分します。また、配偶者がいない場合は、各順位内で均分相続をします。
☆相続人が配偶者のみの場合 → 配偶者がすべて相続
☆相続人が配偶者と子の場合 → 配偶者:1/2 子 :1/2
☆相続人が配偶者と直系尊属の場合 → 配偶者:2/3 直系尊属 :1/3
☆相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合 → 配偶者:3/4 兄弟姉妹:1/4
遺言と遺贈
①遺言と遺族とは・・・遺言とは、生前に自分の意思を表示しておくことをいいます。また、遺言によって相続人等に移転することを遺贈といいます。
②遺言のポイント
☆満15歳以上で、意思能力があれば誰でも行うことができる
☆いつでも全部または一部を変更することができる
☆遺言書が複数出てきた場合は、作成日の新しいほうが有効
③遺言の種類
遺言(普通方式遺言)には、自筆証書遺言、公正証書遺言、 秘密証書遺言の3種類があります。
☆自筆証書遺言 → 遺言書が遺言の全文、日付、氏名を自書し、押印する。ただし、財産目録を添 付する場合には、毎葉(ページ)に署名・押印すれば、その目録は自書不要。証人:不要、検認:必要
☆公正証書遺言 → 遺言書が口述し、公証人が筆記する。原本は公証役場に保管される。 証人:2人以上、検認:不要
☆秘密証書遺言 → 遺言書が遺言書に署名・押印し、封印する。公証人が日付等を記入する。パソコン作成や代筆でもよい。証人:2人以上、検認:必要
まとめ
今回は相続についてまとめてみました。FP3級で学んだことを、実生活に生かしていきたいと思います。
学科1.相続の基本 17問中11問正解
学科2.相続税 23問中13問正解
学科3.贈与税 21問中10問正解
学科4.財産の評価 13問中6問正解
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。