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夏季休暇を取ってのんびりしております。
夏季休暇中に一度はFP3級の教科書と問題集を終わらせたいと思っています。
今回のテーマは「税金」
社会人となって早20年以上が過ぎましたが、たくさんの税金を払ってきました。
でも、給料から天引きなので、あまり税金のことを知らないのも事実です。
今回は税金の中でも所得税について学習していきたいです。
税金の分類
①国税と地方税・・・誰が課税するのかといった面から、税金は国税(国が課税)と地方税(地方公共団体)に分かれます。
②直接税と間接税・・・直接税とは、税金を負担する人が直接自分で納める税金をいい、間接税とは、税金を負担する人と納める人が異なる税金をいいます。
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直接税 |
間接税 |
消費税、印紙税 |
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住民税、事業税、固定資産税 |
③申告納税方式と賦課課税方式
☆申告納税方式 ・・・納税者が自分で税額を計算して申告
→ 所得税、法人税、相続税
☆賦課課税方式・・・国や地方公共団体が税額を計算して、納税者に通知
→ 住民税、固定資産税
所得税の基本
①所得税とは・・・所得とは、個人が1年間(1月1日~12月31日までの1年間)に得た収入から、これを得るためにかかった必要経費を差し引いた金額をいい、この所得に対してかかる税金を所得税といいます。
所得=収入-必要経費
②所得税の計算の流れ
⑴所得を10種類(利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得、雑所得)に分け、それぞれの所得金額を計算します。
⑵各所得金額を合算して、課税標準を計算します。
⑶課税標準から所得控除を差し引いて課税所得金額を計算します。
⑷課税所得金額に税率を掛けて所得税額を計算し、その所得税額から税額控除を差し引いて申告税額を計算します。
給与所得
①給与所得とは・・・会社員やアルバイト、パートタイムなどが、会社から受け取る給料や賞与などをいいます。
給与所得のうち、通勤手当(月15万まで)、出張旅費などは非課税となり、所得税がかかりません。
②給与所得の計算
給与所得=収入金額-給与所得控除額
給与所得の計算例
例)年収650万円の会社員の給与所得は
①収入金額:650万
②給与所得控除額:650万円×20%+44万円=174万円
③給与所得:650万-174万円=476万円
③課税方式
給与所得の課税方法は、総合課税(ほかの所得を合算して税額を計算する方法)で、基本的には確定申告が必要です。
しかし、毎月の給与支給時に税金が源泉徴収され、年末調整を行うことで、確定申告が不要となります。
ただし、年収が2000万円超の人、給与所得、退職所得以外の所得が20万超ある人、複数の会社から給与を受けている人などは確定申告が必要です。
まとめ
税金について学習しました。税金は複雑でなかなか解りにくいですね。
教科書と問題集を何回も繰り返して学習していきたいとおもいます。
本日の問題集の結果です。これからも頑張っていきたいと思います。
学科1.所得税の基本 9問中7問正解
学科2.各所得の計算 21問中11問正解
学科3.課税標準の計算 9問中5問正解
学科4.所得控除 18問中11問正解
学科5.税額の計算と税額の控除 13問中8問正解
学科6.所得税の申告と納付 8問中5問正解
最後まで読んでくださりありがとうございました。